完全習得学習、マスタリーラーニングはブルームやその弟子たちによって提唱されました。
TOTEモデルで、EXITできるということは、そのインストラクションの内容を完全習得したということです(もちろん、真正な学習目標、テスト問題がつくれればの話で、このことについてはまたいずれ語ります)。
完全習得というと、企業で頭の悪い教育担当者は
「そんなの無理」
とか
「8割できればいいじゃない!」
と、必ず言い出します。
よくありますよね? で、その「8割」ってどこから来てるの?
これも、学校教育の弊害ですね。学校で80点とったら、先生様は、「よくやった!」というでしょう?
また、意味のない「偏差値」やなんかの相対評価のせいですね、きっと。
ちなみに、完全習得とは少し趣が違いますが、「公文式」は、各テストを「100点満点」でないと、次のテストを受けることができないということで、成果がでるのはあたりまえです。ただ、「公文式」は、学習者自身の学習にたいするサポートがあまりないように思います。そこだけが弱点ですね?
で、問題は「完全習得学習」です。
わかりやすい(と思う)図を作りましたので、確認してください。
これは、有名なカーン・アカデミーのサルマン・カーンも同じようにTEDで語っていますが、1つ1つの内容を完全に習得していないと、やがてわからなくなるという、すごく簡単な理論です!
とにかく、完全習得学習をやらないと、、、、、ということです!
これがやれないのは、企業内教育の教育担当者が
「教育なんてわかってる!」
「教えりゃいいんだろ?」
「バカには教えても無駄!」
「あいつはダメだから」
なんて風になってるからです。
日本企業で、教育担当っていうのは、まぁ「閑職」というか、別の部門で役に立たなかったから、、、ヘマをしたから、、、回されてくる部署です。
自分の会社の人材育成やそれに伴う業績アップを考える海外のいくつかの企業では、教育に「投資」しているのですが、、、、、、
では、今回はこれくらいで、、