louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

ハックに焦がれて、、、(hack to the future) Part.3

第三回は、これです!

 

hack③:カーネギー単位を捨てる

 

カーネギーって? アメリカの、、、あの下らないベストセラー『人を動かす』で有名なデール・カーネギー

人は動かない!

もしくは、「鉄鋼王」アンドリュー・カーネギー

大富豪!

まぁ、どっちかというと後者の関連ですね?

 

カーネギー単位(セメスター単位)とは、

    >20世紀初頭にカーネギー教育財団が高校教育の学習量を時間で測定する

     仕組であり、学校教育 → 企業内教育 へと引き継がれている。

 

「学習量」の時間というのは、それほど間違ってはいないでしょう? 自分で能動的に学習することが知識やスキルを習得する方法ですから、、、

 

しかし、問題は、個人によって習得する時間は違うという概念がなかったことです!

 

まさに、頭でっかちのバイアスかかりまくりの人たちが考えることですね?

 

さらに悪いことには、この「カーネギー単位」が学校教育の「授業時間」となってしまったことです。

 

1時間「ご講演座学」をやれば、それが「教育」であり、学習者はすべて学習し、完璧に理解できているということを前提、、、、

 

そんなわけがないですよね?

 

座学をやって全員が完璧に知識やスキルを習得できるのなら、教育理論も何もかもが不要で、これほど簡単なことはないですが、、、

 

それでも、学校では授業を、企業では研修や教育を「時間」を元に、「時間」だけを頼りに「評価」しています。

 

間抜けな企業では、今月のe-Learningは合計2時間です、、、なんてやってますよね?

(どうしようもない、、、、)

 

教育や学習といったものの真正な概念が、上記のことで受け入れられないのがよくおわかりいただけると思います。

 

とにかく、「教える」なんて行為がやめられないなら、せめて「時間」で何もかもを評価するのをやめましょう! ということです。

 

PSI(個別教授型システム)を思い出してみてください!

 

公文式を思い出して下さい!

 

アダプティヴ・ラーニングを思い出して下さい!

 

ね?