louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

積読 (つんどく) のススメ Part 8

今回は、積読 (つんどく) のススメ Part 8」 です。

 

積読 (つんどく) のススメ Part 8


季節も歳も関係なく(多少は関係あるようにも思いますが)、積読は進んでいきます。


毎日、パラで読書をしていると、本によって内容がすぐに頭に入ってくるモノ、何度読み直してもすぐに忘れてしまうモノ、ほとんど内容が理解できないモノなど、、、、相性というか、本の特性というか、こちらの能力の限界(これが一番大きい)、、、などを常に感じます。


積読 ” というのは、そういう感覚を経験するためのもといってもいいのかもしれないなぁ、、、と最近は思っています。


読みたくないような本(ビジネス書やフェイク、インフルサー系書籍など)はもともと買いませんから、積読 ” する本にはどれも多少なりとも興味があります。


しかし、一か月かけて(パラの積読ですから内容によってはそれ以上かかる本もあります)やっと読み終えたけれど、「この本はいったい何をいいたかったんだ?」というようなモノも結構あったりします(特に哲学関係など)。


この歳になっても、若干の「知識」への欲求はありますが、そうったことはほとんど付加物(?)のような感じで、


「何も意識せずに、只々読む」


というのが 積読の流儀 ” なのかもしれませんね?


ということで、今読んでいる5冊を紹介(amazonの解説)、感想を記していきます。

 

 

「反共感論―社会はいかに判断を誤るか / ポール・ブルーム」


共感≠善
無条件に肯定されている共感にもとづく考え方が、実は公正を欠く政策から人種差別まで、社会のさまざまな問題を生み出している。
心理学・脳科学・哲学の視点からその危険な本性に迫る、全米で物議を醸した衝撃の論考。

次々と明かされる共感が持つ負の側面――
「欠陥のあるワクチン接種のせいで、かわいらしい八歳の少女レベッカ・スミスが重病にかかったとしよう。彼女が苦しむところを目のあたりにし、彼女や家族の話を聞いたとすると、あなたは共感を覚え、行動したくなるだろう。だが、ワクチン接種プログラムを中止すれば、数十人の任意の子どもが死ぬとする。この場合、あなたはそれらの子どもに共感を覚えることはないだろう。統計的な数値に共感することなどできないのだから」(第1章より)


この本は、もう何年も前に買って、なんとなく読む機会がなかったのですが、先日、”「ダークエンパス(Dark Empath)」とインストラクショナルデザインの親和性 ” であらためて ” 共感 ” について少し考えたので、そういえば、、、という感じで読み始めています。


筆者の考えには、かなり ”共感 ” できます(?)。


確かにすべての状況で ” 共感 ” を否定するつもりはありませんが、多くの場合(特にビジネスや学習といった分野において)に、ロジカルを蔑ろにして無条件に ”共感 ” が肯定されるというのはリスクがあると思っています。


ただ、意味不明、難解な本を読むより、この手の本を完読するのはとても忍耐のいることです(知ってることを再度学習することに似て)。

 

 

「精神の情報工学──心理学×ITでどんな未来を創造できるか / 横谷謙次」


心理学と情報工学には長い相互交流の歴史がある。心理学が解析法や質的モデルで情報工学に寄与してきた一方で,情報工学は良質なデータや体験装置で心理学に寄与してきた。機械学習により研究データの解析スピードと精度が飛躍的に上昇したことで,心理学の研究も大きく変わり,臨床への様々な応用も可能になっている。 本書は,心理学の分野で情報工学の技術がどのように用いられ,それが研究や臨床をどう変えてきたかを辿り,新しい心理学分野を切り開く端緒になるものである。画像処理・音声処理・自然言語処理技術の活用,ヴァーチャルリアリティによる音声対話システム,ネットいじめの社会ネットワーク分析など,最先端の知見を学ぶ心理情報学入門。


ブックオフで何冊もあったので、? と思いながら、興味のある分野ですので110円で購入しました。


どうやら地元の大学の先生が書いた本で、大学の教科書となっていたようです(単位を取ったらみんな売ってしまったんですね、、)。


内容としては、入門書ということもあるのでしょうが、正直なところ「知りたいのは、そこではないんだけど、、、」という感じで、若干のストレスがかかります。

 

 

「生命とは何か: 物理的にみた生細胞 / シュレーディンガー


量子力学を創始し、原子物理学の基礎を築いた人が追究した生命の本質とは? 本書は分子生物学の生みの親となった20世紀の名著である。生物現象ことに遺伝のしくみと染色体行動における物質の構造と法則を物理学と化学で説明し、生物における意義を究明する。負のエントロピー論や終章の哲学観など今も議論を呼ぶ科学の古典。


シュレーディンガーといえばシュレーディンガーの猫」くらいしか知らなかったのですが、” 理解できなことを前提(?) ”  に読み始めています。


論文とかではないので、全くの素人である私でもある程度理解しながら読み進むことができます。

 

 

「数学する人生 / 岡 潔」


数学することが生きることそのものだった「全身数学者」ーーその思想的エッセンスを凝縮した選集。日本が誇る世界的数学者、その著作に私淑した独立研究者・森田真生が編集し、思想的エッセンスを凝縮した選集。前人未踏の数学的業績によって世界的な名声を誇ると同時に、道元芭蕉漱石に連なる者として数学を研究することを追究し、日本人の心のありかたを求めた。「人は本来、物質的自然の中に住んでいるのではなくて、魚が水の中に住んでいるように、心の中に住んでいます」と語る哲学的にして詩的な世界観への入門書として好適な一冊。生前未刊の最終講義「日本民族」を収録。


欧米の数学者達は1人で全ての業績をやったと考えられず「オカ・キヨシ」という若手数学者集団のペンネームだと勘違いした。世界の名だたる数学者たちが岡に会うためだけにわざわざ奈良をおとずれた。


という、天才であり奇人であった数学者の本ですが、この本は留学時代の日常や、哲学的な思考の内容なので、面白く読みました。


確かに天才ではあったのでしょうが、 ” できれば近寄りたくない類の人 ” であったことがよくわかります。

 

 

「パンセ / パスカル


近代科学史に不滅の業績をあげた不世出の天才パスカルが、厳正で繊細な批判精神によって人間性にひそむ矛盾を鋭くえぐり、人間の真の幸福とは何かを追求した『パンセ』。時代を超えて現代人の生き方に迫る鮮烈な人間探求の記録。パスカル研究の最高権威による全訳。年譜、重要語句索引、人名索引付き。〈巻末エッセイ〉小林秀雄


これまで何度も手に取りながら価格が折り合わず(?)購入を断念していたのですが、たまたま500円だったので、 ” 清水の舞台から飛び降りる ”  思いで(?)、、、。


この手の本の読み方としては、普通に最初から1頁ずつ、、、というのではなく、その日に適当に開いた頁を読む、、、という乱暴な方略が意外といいのではないか、、、などと思っています。


例の「考える葦」と、クレオパトラの鼻」の部分は。探して読みましたが、、


特にストーリーや連続性のある本ではないので、ここまで分厚い本を一気に読みとおすというのはなかなか難しいですね?

 

ということで、季節も歳も関係なく「積読の旅」は永遠に続いていきます。