louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「 XR(Extended Reality/Cross Reality)と教育の親和性」について

今回は、「XR(Extended Reality/Cross Reality)と教育の親和性」ということについて考えてみます。 ” 教育の世界 ” でも、徐々にではありますが「XR(Extended Reality/Cross Reality)」が取り入れられることが増えてきました。 (XR) 現実の物理空間…

「なぜ ”教えない教育 ” は広まらなかったのか? ~ 本能と理性の闘い ~

もう「教えない教育」はすっかり忘れ去られた感がありますが、今回は、「なぜ ”教えない教育 ” は広まらなかったのか? ~ 本能と理性の闘い ~」というテーマで少し考えてみます。 いきなりの結論ですが、その原因は、 ・ 殆どの人間が”教えたがり” ・ 無知…

「AI教育システムの課題」について

アメリカなどでは、”ある程度AI ”と呼べるモノを搭載した「教育システム」が販売・導入・運用されています。 ただ残念ながら、各大学や特定業種で個別に作成されたシステムがほとんどなので、一般化はされておらず、もちろん日本にも入ってきてはいません。 …

” いまさらの「ガニェの9教授事象(Nine Events of Instruction)」考察 ”

これまでに多くの「教育・学習」関連の内容について記してきましたが、インストラクショナルデザインの基本中の基本というか、ある意味起源のようなモノを抜かしていたことに気がつきました。何度かは関連事項で記載していたと思うのですが、、、 ということ…

「学びたいこと」を「学べる」世界に ~ ジェンダー縛りと教育 ~

最近になって、大学入試における ” 理工系学部「女子枠」” という意味不明の制度が注目を集めています。 ということで、今回は ” 理工系学部「女子枠」(ジェンダー縛りと教育)” について考えてみます。 「京都大学は、2026年度(令和8年度)入学者選抜から…

”教育における「ダブルジョパディの法則」”について

マーケティングの世界で有名な、「ダブルジョパディの法則」ですが、 今回は、”教育における「ダブルジョパディの法則」”というテーマで考えてみます。 元々、Double Jeopardyというのは、Double Jeopardy Lawというアメリカの法律で、同一の犯罪に対して2度…

「脳の10パーセント神話」は、ほんとうに ”神話” なのか?

「ほとんど、あるいはすべての人間は脳の10%かそれ以下の割合しか使っていない」 という、「脳の10パーセント神話」があります。 今回は、”「脳の10パーセント神話」は、ほんとうに”神話”なのか?”ということについて考えてみます。 今では、完全にデタラメ…

「人的資本経営」で企業内教育は変わったか?

最近のトレンドで、”人的資源 (Human Resource) ではなく、人的資本 (Human Capital) ”というのがあります。 今回は、 ”「人的資本経営」で企業内教育は変わったか?” というテーマで少し考えてみます。 大昔から、HR (Human Resource)やHRD(Human Resource…

「主体的、対話的で深い学び」について ~ ” 場 ”と ” 構造 ” ~

今回は、「主体的、対話的で深い学び」について考えてみます。 (主体的、対話的で深い学び) 日本の教育改革における重要なキーワード。 新学習指導要領で強調されている。 21世紀に求められる「主体性」や「多様性の理解」、「複雑な課題解決能力」などを…

「e-Learning を受講する際の、最低限の作法」について

今回は、「 e-Learning 受講時の最低限の作法」について少しだけ考えてみました。 LMSなどで、e-Learning コンテンツを受講する際、どのような状態で臨んでいるでしょうか? 学生の場合は比較的割合が低いでしょうが、企業内教育の一環として受講している方…

「令和の日本型学校教育」という ”空論過ぎる” 空論

今回は、”「令和の日本型学校教育」という空論” について考えてみます。 お国の戯言ですが、 これまでの日本型学校教育では対応できていない課題を解決するために、「令和の日本型学校教育」というモノが出てきました。 課題としているモノが何かを調べてみ…

「教育無償化の必然性」と「学習マインド」

今回は、”「教育無償化の必然性」と「学習マインド」” について考えてみます。 最近、”選挙の為だけ” に「教育無償化」を言い出す政治家や政党が増えてきていますが、そういったこととは全く関係なく、 ”なぜ教育無償化が必要” で ”「学習マインド」にどのよ…

「なぜ中等専門学校がないのか?」 ~ ”昭和の中学生”と、”令和の中学生” ~

今回は、「なぜ中等専門学校がないのか?」ということについて考えてみます。 前々回のブログで、 ”中学は「義務教育」でなくてもいい!” ということを記しましたが、そのこととも関連するのですが、現在の日本の学校構成を見ると、一部のスポーツや音楽等を…

「RTI (Response To Intervention) モデル」について

今回は、「RTI (Response To Intervention) モデル」について考えてみます。 通常は、「学習障害」の判断やその対応についての理論だと考えられていますが、この理論は、レベル別の教育や、PSI「個別化教授システム(Personalized System of Instruction)」…

「”義務教育”に感じる不自然さ」について

今回は、「”義務教育”に感じる不自然さ」 について考えてみます。 (義務教育制度) 一定の年齢層の児童・生徒に対し、国や地方公共団体が一定の期間、教育を受けることを法律で義務付けた制度のことを指す。 全ての人が基本的な知識や技能、社会性を身につ…

学習スタイル考察(インタープリタ型とコンパイル型)

プログラムをやったことがある人なら誰もが知っていることですが、プログラム言語によって実行をする方法・手順として「インタープリタ」と「コンパイル」という2種類があります。 このことは、学習者が学習をする ”スタイル” にもよく似た状況が見られるよ…

「サーバントリーダーシップ(Servant Leadership)」や「ティール組織(Reinventing Organisations」と「教育」

今回は、”「サーバントリーダーシップ(Servant Leadership)」や「ティール組織(Reinventing Organisations」と「教育」” というテーマで少し考えてみます。 数年前、「サーバントリーダーシップ(Servant Leadership)」というコトバがトレンドになった時…