システム2
今回は、テスト等での「ケアレスミス」について考えてみます。 テストで「ケアレスミス」をしたことがない、という人は恐らく皆無ではないかと思います。 それでも、99点を取った子供の親は、 「ケアレスミスをなくして、次は100点を取れるように!」 …
「偽陽性(false positive)」は、コロナ禍の検査において有名になった言葉なので知ってる人も多いでしょう? 偽陽性 感染の検査では「感染していないのに検査が陽性になる偽りの陽性」みたいなことですが、ある一部の社会的な言葉の定義としては、 「パターン…
「AI」という言葉が出てきたころ、モラヴェックのパラドックス(Moravec's paradox)ということがやたら語られることがありました。 これは21世紀になってAIがまた再注目された時にはあまり話題にはならなかったのですが、解決されたわけではなく、AIを宣伝…
今日は、備忘録としてのこのブログの100件目という節目なので、「教育」や「思考」について影響を受けた4冊の本について紹介します。 どの本もポピュラーなものなので、既に読んだ方も多いと思いますが、もし持っていたら再度読み返してみて下さい。一度目…
ここ最近、若い人たちの会話の中に「失敗から学ぶ」という言葉がよく出てきますね? これは、いたるところで行われる研修や授業、講義、そして、ビジネス書の影響が大きいのはわかりきっています。 特に、IT関連のスタートアップ系社長さんなんかがよく講演…
「リンダ問題」って聞いたことありますか? これはいろんな本等で引用されたりしているので、ビジネス書なんかをよく読んでいる人にとっては、どっかで聞いたなぁ~、とか、知ってる! って感じでしょう。 (詳しくは、ダニエル・カーネマンの「ファスト&ス…
いまだに頭の整理がうまくできないが、衝撃から少し時間がたったので、なぜ? と、今後のために、ということを他人事目線で考えてみました。 まず、なぜ今回のようなことになったのか? 真相は当事者でもないし熊大にいるわけでもないので全くわからないです…
”言葉”の使い方が重要ということを前回記しました。 何故なら、”言葉”は”思考”だからです。 ”言葉”で人の”思考”がほとんど決められると言ってもいいでしょう?(哲学みたいであまり気持ちいいものではないですが、、、) 言葉 「夢」、「理想」、「ありたい…
インストラクショナル・デザインは、極めて「ロジカル」な考えです。 それがわからない人たちは、 「“理想”ばかり論じて、時間がかかるし、面倒な手順ばかり作って“直感”も“経験”も取り入れられない!」 「創造性がないじゃないか!」 などとネガティヴな反…
そうです、e-Learning をやるとなると、LMSって考えますよね? でも、これこそが今の日本の教育を象徴している思考の一例です。 そして、この思考(?)には仕掛け人が当然います。「LMS業者」です。 「LMS業者」が日本にどれだけあるでしょう? もちろん大…
さて、2つ目はこれです! hack②:知識の呪い 「呪い」とは、、、結構怖い内容ですが、実際に怖いことなんです。 簡単に記すと、 「自分の知っていることは、他の人も知っていると思い込んでしまい、そのことについてあまり知らない人の立場を理解することが…
企業内教育をよい方向にもって行こうと、IDや学習、教育の理論を学ぶことは最も重要です。分析し、デザインをし、方略を考え、形成的評価を行い、、、、というのは当たり前のことです。 しかし、いざ提案、布教(?)、実施ということについて、企業において…
VUCA(「Volatility(ボラティリティ:変動性)」「Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)」「Complexity(コムプレクシティ:複雑性)」「Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)」)って、数年前からよく言われましたよね! これまたビジネストレン…
何年か前に、「Learning Analytics」 ということが流行りました。 一部のLMS業者は専用のソフトウェアを売り出したりしましたね。 ちょうど、ロジカルシンキングなんていうのが企業の中でどうにか取り入れだされた頃だったと記憶しています。 それと同時期に…