louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

適応学習

「認知負荷理論(Cognitive Load Theory)」と「IDモデル」との関係性

「4C/IDモデル」や「スキーマ理論モデル」、「ライゲルースの精緻化理論」のところでも少し記しましたが、 今日は、「認知負荷理論(Cognitive Load Theory)」と「ID(インストラクショナルデザイン)モデル」について考えてみます。 「認知負荷」という考え…

「 Learning Method 」は星の数ほどあるけれど・・・~ It's like looking for a needle in the haystack. ~

世の中には、ものすごい数の「Learning Method」があります。 今日は、その中から、少しだけ紹介します。 毎回記していますが、「学習」というのは「学習者」が行う行為なので、100人いたら100人の「学習方法」があります。 また、ここで間違えてほしくない…

「基礎」がないのに「応用」をしろといっても・・・~ I can't swing my sleeves without them ~

教育関連の人たちが多く読んでいるはずの、 「学習者中心の教育を実現する インストラクショナルデザイン理論とモデル」 Volume Ⅳの第5章「カリキュラムの新しいパラダイム」に関するお話です。 この章を書いているのは、マーク・プレンスキー! そう、いま…

「Elevator pitch」をやらない企業内教育 ~ The queen of hearts ~

企業内の研修で、もっともよくやられているのが、「ロープレ」でしょう? 「ロープレ」については、まぁ、やらないとダメなんだろうなぁ~とは思います。 4C/IDモデルなんかでも、スキーマ取得のために必須ですし、正統派(?)の考え方としては、まず、知識…

Just in Time について ~ 「ひつまぶし」 が食べたい ~

Just in Time(JIT)といえば、まず思いつくのは「トヨタ」ですよね? この「トヨタ」の、在庫を少なくして「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」供給するための生産計画は、効果、効率ともにすさまじい成果を出し、「トヨタ」を「世界のトヨタ」に押…

どうしても e-Learning が必要なら・・・Part.2

そうです、e-Learning をやるとなると、LMSって考えますよね? でも、これこそが今の日本の教育を象徴している思考の一例です。 そして、この思考(?)には仕掛け人が当然います。「LMS業者」です。 「LMS業者」が日本にどれだけあるでしょう? もちろん大…

Adaptive Learning と One-Size-Fits-All(それで自由になったのかい)

Adaptive Learning は一般に「適応学習」とよばれます。 「適応学習」は、学習者ひとりひとりのレベル・能力・特性に 合わせた学びを提供する学習スタイル です。PSIと近い考え方ですが、近年は「適応」という言葉が気に入られたのか、割とポピュラーになっ…