louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

ライゲルース

「全習法」と「分習法」の使い分け・・・

スポーツ訓練の分野でよく使われるメソッドに、 「全習法」と「分習法」 というのがあります。 「全習法(Total-learning Method)」は, 学習しようとする課題の全体をまとめて一度に行う,ということを繰り返し継続的に行う方法。 「分習法(Partial-learn…

「発見学習(discovery learning)」という原点

ブルーナーの「発見学習(discovery learning)」について考えてみます。 (発見学習) ・学習者中心の学習 学習者が自分自身で情報を探し、問題解決の過程を通じて新しい知識や技術を発見し、理解していくことを重視する。 ・自己学習の促進 学習者が自分で…

「認知負荷理論(Cognitive Load Theory)」と「IDモデル」との関係性

「4C/IDモデル」や「スキーマ理論モデル」、「ライゲルースの精緻化理論」のところでも少し記しましたが、 今日は、「認知負荷理論(Cognitive Load Theory)」と「ID(インストラクショナルデザイン)モデル」について考えてみます。 「認知負荷」という考え…

PIES (Personalized Integrated Educational System) と PSI (Personalized System of Instruction) ~ 「効率」か「効果」か? それが問題だ! ~

今日は、PIES と PSI について記します。 PIES =「個人に合わせた統合型教育システム」 PSI =「個別化教授システム」 PSI はもう半世紀以上前にフレッド・ケラーが考えたことで、書籍にもなっています(「教育者の成長」)し、知っている人も結構いるのでは…

「ライゲルースの精緻化理論(Riegeluth's Elaboration Theory)」と「ロバート・フリッツのミディアムショット」

今日は、通称「グリーンブック」:「学習者中心の教育を実現する インストラクショナルデザイン理論とモデル」で有名な、チャールズ・ライゲルースの「精緻化理論」と、「学習する組織」のピーター・センゲの師匠(?)である「偉大な組織の最小抵抗経路」等…