コンピテンシー
今回は、誰もが一度はできるようになりたいと考えるであろう「速読」について考えてみます。 ”積読” せざるを得ない私などは、今でも時々「速読」ができればどんなにいいだろう? と考えます。 学習や独学の書籍などでも、よく「速読」のことが書いてあった…
今回は、「レジリエンス(resilience)」と「教育」について考えてみます。 (レジリエンス)とは、 人や組織が困難や逆境、ストレスなどに直面したときに、それを乗り越え、適応し、さらには成長する能力。 心身の健康、精神力、柔軟性、問題解決能力、社会…
”学習” して得られる”知識”というモノは、通常「レイヤー(層)」として考えられていて、ベースとなる「背景」の上に「各パーツ」の層を重ねていきます。 そして、「背景」「各パーツのレイヤー」を ”知識” として記憶します。 Photoshopで、画像を作ってい…
AIが再注目されてから、以前よくやっていた”学校や会社を辞める人たちの特徴や原因”を分析する「ドロップアウト予測」がまた息を吹き返しています。 昔は、ベイジアンネットワーク(Bayesian Network)を使った「ドロップアウト予測」なんかが、学会で毎年の…
今日は、「わかった気になる」という「学習」にとって最も障害となる事案について考えていこうと思います。 そこで、よく言われる「流暢性の錯覚(illusion of fluency)」と「教える」ということの関係性について、、、、 (流暢性の錯覚) すぐに思い出せる…
もう何十年も前から、企業においては、 ・優秀者:20% ・普通の人:60% ・ダメな人:20% なんていう「2:6:2の法則」が珍重(?)されてきました。 そして、上位の優秀者の「コンピテンシー」を、、、調査、分析などというほとんど無意味なことに多くのお…
「リンダ問題」って聞いたことありますか? これはいろんな本等で引用されたりしているので、ビジネス書なんかをよく読んでいる人にとっては、どっかで聞いたなぁ~、とか、知ってる! って感じでしょう。 (詳しくは、ダニエル・カーネマンの「ファスト&ス…
さて、最後は「管理編」です。 LMSを「管理」するって何? って思われる方もいるでしょう。 あらゆるシステムは「管理」が必要なのです。 といっても大したことをするわけはありません。要は、LMSやLMSを取り巻く状況をコントロールするということです。 と…
今回は、「運用編」です。 LMSを導入するのは、業者がやってくれます。お金さえだせばなんでもやってくれます。 しかし、導入後の「運用」については、、、、例えば、月に1つのコンテンツをアップして公開するみたいなものなら業者にお金を出せばやってくれ…
「フロー」とか、「ゾーン」とかいう言葉を聞いたことがあるはずです。まぁ、簡単に言えば「時間も状況も何もかもを忘れて、全集中しているような状態」のことです。 「ボールが止まって見えた」みたいな状態のことですね。 もともとは誰もが気づいていたこ…
今日お話しするのは、「内発的動機づけ神話」は、とっくに崩壊しました! ということです。 何度も言いますが、教育業界は世間のトレンドをすぐに取り入れ、そして捨てていきます。 例えば、これまでのトレンドを適当に列挙すると、、、 ・ アンドラゴジー …
アンドラゴジー(Andoragogy)と ペタゴジー(Pedagogy)って、一時よく聞きましたよね? これも、教育業界においては数ある「トレンド」の一つです。 アンドラゴジー(Andoragogy):ギリシャ語の成人(aner)と指導(agogus)を組み合わせた造語 ペタゴジ…
「CBE(Competency-Based Education)」というのは、これもまた少し前に教育人材育成業界(?)で「トレンド」になった「コンピテンシー」をベースにした教育のことです。 実は、これは非常に難しい。でも、そういった難しいことを避けていては目標には到…