今回は、「基本中の基本」、「原点に帰ろう」シリーズ(?)です。
教育において、最も基本的な指標(?)として、ロバート・メーガーが残した「メーガーの3つの質問」は、多くの人が知っていると思います。
(メーガーの3つの質問)
① Where am I going? (どこへ行くのか?)
② How do I know when I get there? (たどりついたかどうかをどうやって知るのか?)
③ How do I get there? (どうやってそこへ行くのか?)
①は「目標」
②は「評価」
③は「方略」
ですね。
講演や勉強会なんかで、この「メーガーの3つの質問」を解説すると、聞いた人のほとんどが、
「そりゃそうだろ!」
とか、
「あたりまえ!」
という反応があります。
そう、
あたりまえ過ぎるくらい「あたりまえ」のことです。
ところが、
実際に彼ら彼女らが行っている「教育もどき」では、この「あたりまえのこと」が、あたりまえになっていないことがほとんどです。
この「メーガーの3つの質問」は、
まず、「学習目標」を立て、「評価」内容と基準をを考え、「方略」を作る、という非常にシンプルなものです。
まぁ、「学習目標」と「評価」というのはペアなので、順番はないのですが、「方略」が最後というのは鉄則ですね。
このあたりまえのことができない教育では、「方略」だけが考えられ、そこに「スケジュール」という別のファクターをかけ、、、、という風になってぐちゃぐちゃになっていきます。
当然、3つとも重要なのですが、あえて優先順位をつけるとすれば「学習目標」、「評価」、「方略」になりますね?
「学習目標」については「目的」と混同してしまっている人が大多数なので、、、ということは以前に記しました(「学習目標」と「目的」を混同している人が9割!)から、興味がある人はそちらを見てください。
「真正な学習目標を!」ということです。
今日のテーマは、、、もっとシンプルにということです。
① Where am I going? (どこへ行くのか?)
② How do I know when I get there? (たどりついたかどうかをどうやって知るのか?)
③ How do I get there? (どうやってそこへ行くのか?)
①は「目標」
②は「評価」
③は「方略」
なぜ、この「順番か?」ということです。
自分は「教育のプロ」と思っている人も、そうでない人も、とにかく、原点にもどって、この順番を考えてみてください!
シンプルなことほど難しいというのは、、、、大体正しいですね?