louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

「コンサルタントという体裁」にお金を捨てる愚かさ

今日は、日本における「コンサルタントについて少し記してみたいと思います。


アメリカ大手コンサルタント会社を辞めて会社を起こしたり、ビジネス書ブームに乗って名前を売った人たちのおかげ(?)で、日本でも多くの企業が様々なコンサルタント会社」と契約し、多額の経費を使っています。


私もこれまで5,6社のコンサルタント会社」と係わることがありました。

 

そこで痛烈に感じたことは、例えアメリカ大手の日本支社(?)のコンサルであったとしても、またその分野の専門コンサルであったとしても


「まったく使えない!」


ということです。


私的に係わったコンサルは、経理系」「IT系」「教育系」だけなので、もしかしたら「マーケ系」などでは優秀なコンサルもあるのかもしれませんが、、、、


経理系」「IT系」のコンサルは、ともにアメリカの大手コンサルの日本支社でしたが、正直なところ、あまりにも知識・スキルが無く


「何のためにいるの?」


という、レベルのコンサルでした。


外資系コンサルなので、当然、費用はものすごく高かったはずですが、業務内容の把握、改善提案、方略、、、、等、今どきの大学生の方がまだマシなくらいで、途中から係わることが嫌になりました。


業務改善の要望をコンサルが理解するには、概要、詳細をヒアリングすることから始まります。

 

その時点では、何も問題はありません。

 

だって、ただ聞いているだけですからね?

 

そして、コンサル費用が提示され、プロジェクトが開始されます。

 

曖昧な目標とスケジュール、、、メンバーの選定、、そして会議、会議、、

 

そんな感じで、結局コンサル入れて行うことなど何一つない、、、、

 

しかし、費用は払い続ける、、、、

どこも、このようなことをやっているのではないでしょうか?


まぁ、しかし、このような大手のコンサルを導入するのは、トップの考えや政治的な意味(?)もあるので、仕方ない部分もあります。

 

経営に余裕がある企業は、必要経費として落としても問題ないのだとは思います。

 

日本のコンサルタント

ところが、もっと酷いのが、「教育系」コンサルです!


企業内教育や研修をするために雇う「教育系」コンサルは、アメリカ大手コンサルの日本支社とかではなくて、小規模な日本の会社である場合が多いです。


「人材育成」、「ファシリテーション」、「教育理論」、「コーチング」、「行動分析」、、、、、

 

こういった内容を専門とするコンサルです。


内容は、ほぼ一方通行の「ご講演座学」、フリーライドの「グループワーク」で行われることが多いですね?

 

何度か、こういう人たち(コンサル)の「ご講演」に参加したり、「資料」を見せてもらったことがありますが、、、、

 

「あまりにも、、、あまりにも低レベル、、、」

「あまりにも、、、あまりにも酷い、、、、、」


内容で、開いた口が塞がらないという状況に陥りました。


人材、教育系の場合、コンサルを受ける側が殆ど「素人」ということもありますが、

 

「出鱈目」や、「思い込み」「いい加減な理論」「古すぎる思考」、、、、のオンパレードで、

 

どうしようもない! というのが感想です。


こういったコンサルを受けて、当然のように良い方向に行くことは無く、受けた側はある程度いい加減な「記憶」を植え付けられ、、、、

 

殆ど「マンガ」とか「喜劇」の世界になってしまいます。


この手のコンサルの多くは、業務の内容理解も、深い専門知識もなく、ただ「喋ることだけが上手」という、、、どこかのテレビ番組に出てくるような人ばかりで、、、


勿論、私が知らない素晴らしいコンサルタントもこの国のどこかにはいるのでしょうが、、、、、


今のところ、”日本において” という限定ですが、


コンサルタントという体裁」にお金を捨てている!


としか思えないのです。