louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

どうしても e-Learning が必要なら・・・Part.1

(真正な)学習目標が決まり、方略を検討して、

 

「どうしても e-Learning が必要なら・・・」

 

導入するしかないですね?

 

まぁ、ある程度の規模の企業ならLMSの2つや3つはすでに入っているでしょう?

 

LMSなんてどれでもいいですから、あるものを使いましょう!

 

新規に導入する必要なんてありません、、、

 

いや、実際、2つも3つも、4つも、、LMSを導入している会社はとても多いのです!

(嘘だと思ったら、ご自分の会社にLMSがいくつ入っているか調べてみてください!愕然としますよ、、、)

 

完全にバカですね・・・・?

 

なぜ?

 

それは簡単です。人事、教育担当、営業、広報、、、コンプラ、、それぞれの部署で安易に導入してしまうからです。

 

財政的に余裕のある会社は、各部門が必要と稟議を上げてくれば、、、教育や学習の知識を持った経営層などほとんどいませんから、すぐに決済されます。

 

もちろん、導入されるLMSはメーカーも規模も様々です。

 

しかし、LMSが持っている機能なんてどこの製品も五十歩百歩で、ビデオ映像、テスト、アンケート、、、受講管理、、、そんなもんです(価格はそれぞれかなり違いますが)。

 

前にも記しましたが、なぜこんなことが起こっているのかと言えば、各部署がF2Fの研修」よりも経費がかかりません、、、、という理由で導入するからです。

(つまり、社内政治ですね、、、経費削減しました! というのが部門の長が唯一やれる仕事ですから、、ね)

 

そんな程度の理由で導入するのですから、「学習成果」などでるはずがありません!

 

そして、

 

やがてIT部門から「社内のLMSを1つにまとめませんか?」という提案がだされます。

 

すると、独自でLMSを導入した部門は、なんだかんだ、ああだこうだ、、と理由をあげて猛反発します。当然、IT部門も教育・学習の知識などZEROですから、結局押し切られて、2つ3つ4つのLMSが残ってしまうわけです。(もちろん、これも社内政治です。99%の部門の長は、社内政治家ですから、、、、)

 

ということで、社内にLMSが入ってるなら、どれでもいいですから頼んで使わせてもらいましょう!

 

でもね、、、その前に!

 

LMSじゃなきゃいけないのか?

 

という問いをしてみてください。

 

そうです!

 

e-Learning = LMS ではありませんよ!

e-Learning ≠ LMS

ということです。

 

では、続きは次回、、、