今日は少し趣向を変えて、この約3年間におこった企業の教育事情について記します。
コロナが流行り始めたころ、下のような発表をしました。
コロナはe-Learningや企業内教育にとって、状況を正に変えられる「最後のチャンス」だったわけです。
「成果」を出すことにより、もう「対面」や「垂れ流しのe-Learning」に戻らなくできたはずだったのです。
しかし、結果は、予想通り「負のフィードバックループ」になりました。
なぜか?
教育担当者たちが、単にe-Learningを導入、使用することだけで、「成果」など全く出せなかったからです。
教育担当者が「教育」「学習」について何も学ばなかったことが招いた当然の不幸です。
コロナがあまり語られなくなった今日、「揺り戻し」に合い、企業は「対面」の研修や「座学」をまたまた導入しつつあります。
教育担当者とともに、この事態を招いた要因の1つに、
「LMS業者が教育・学習について何もわかっていない!」
という悲劇的事実があります。
正直なところ、日本のLMS業者というのは、「単なるIT屋」です。
教育や学習について、知識のある人間はほとんどいません。LMSというソフトウェアを売ればいいだけ、、、の人たちです。
教育・学習について、「何も知らない企業の教育担当」と「何も知らないLMS業者」が単にe-Learningを導入しているだけですから、当然「成果」などでるはずがありませんよね?
私も、何度か、付き合いのあるLMS業者に「ID」や「教育理論」、「企業における教育の実態」を説明したり、講演もやってきましたが、ある程度の反応があったのはト〇タだけでした、、、、(さすがにト〇タの人は賢いなぁと思いました)。
この時期にLMS業者は大忙しで、大儲けしました。しかし、それだけです。
企業の教育や学習状況、経営者からの評価は、以前より悪く、低くなっています。
「最後のチャンス」を逃した日本の企業内教育、LMS業者は、さて今後どのような方向に向かうのでしょうか?
と言いながら、その状況を変えたいと思って、こういうことを書いているわけです。
少し、熱くなったの今日はこのへんで、、、