louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

マインドセットについて ~ 人は変わらない ~

マインドセット「教育・学習・研修」についての考察です。


マインドセット」には、「成長マインドセット「固定マインドセットがあって、、、なんてことが言われて、「ポジティブ」と「ネガティブ」にカテゴライズするところがあります。

 

マインドセット

でもね、

 

小学生や中学生ならともかく、社会人のマインドなんて、まず「変わりません!」


そりゃそうです、何十年もそれなりに生きてきて、「自分」というものが出来上がってしまっているんですから、どんな偉い先生様や、尊敬する上司(そんな人が万が一いたとして)に何か言われたり、何十万もする研修に参加するくらいで「マインド」が変わるわけありません。


それでも、企業は「マインドセット」に拘ります。「ビジョンの共有」だとか、「経営者目線で」とか、「ウェルビーング」とか言い出します。

 

また、企業内教育や研修では、「共感」「協働」なんていいうワードが飛び交います!

 

まったく意味がわかりませんね?

 

そんなことより、企業内教育や研修では「知識」と「スキル」を習得することが大事でしょう?

 

無能な教育担当者は、「チーム」とか「仲間」とか、、、無理やり「集団」を作りたがります。

 

「個」が成長してからの「集団」の成長があるということを全く理解せずに、「全員で成長しよう!」とか「チームビルドだ!」とかいうわけのわからない概念をもちだしてきます。

 

少し(だけ)ビジネストレンドに詳しい人なら、ピーター・センゲ「学習する組織」5つのディシプリン

 

 ・『自己マスタリー』
 ・『メンタルモデル』
 ・『共通ビジョン』
 ・『チーム学習』
 ・『システム思考』

 

を持ち出すかもしれませんね?

 

たしかに、「自己マスタリー」は入ってるけど、「メンタルモデル」も「共通ビジョン」も「チーム学習」が重要だろ! って言ってきます。


いやいや、「自己マスタリー」が無いのに、メンタルもビジョンもチームも無いってことが言いたいわけです!


個人が、「知識」と「スキル」を習得することが企業内教育や研修の「学習目標」であるべきです!

 

そこで、「マインド」なんて言い出したら何も先に進みません、、、。

 

会社で義務として何かを学ぶということは、「仕事」ですから!

 

「知識」と「スキル」が習得できなかったら、減給、降格、クビ、、でいいわけです!

 

こういった子供でもわかる簡単な「概念」が欠如しているために、日本企業の企業内教育や研修は、成果も何もないお荷物になってしまっているのです。

 

とにかく、「マインドセット」だとかなんとか言わずに、

 

 「仕事だから、習得しろ!」

 

でいいんです。

すべてはそれから始まります! 順番を間違えないように、、、、ね。