louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

記憶のお話(アインシュタインの電話帳)

「記憶」のお話です。

 

企業の教育では、「言語情報」と「知的技能」がメインということを記しました。

もちろん、その他の学習成果目標も必要なのですが、もっとも基礎的な学習においてはその2つが重要です。

「言語情報」=記憶

「知的技能」=応用

と、とりあえず覚えてください(記憶してください)。

 

そこで、「言語情報」です!

記憶しなければ、決して応用することはできませんから、まずは言語情報です!

 

記憶の仕組みは下の図のようになっていると現在においては考えられています。

(将来的には変わるかもしれませんが)

記憶の仕組み

「短期記憶」と「長期記憶」、この辺りはご存じの方も多いでしょう?

記憶とは、短期記憶を長期記憶に変えることにあります。

 

しかし、これが難しい!

 

上の図の仕組みをみると、「垂れ流しのe-Learning」や学校の授業のような「ご講演座学」「記憶」されることなんてほとんどないということがお判りでしょう!

 

一度の学習で、「記憶」することは難しい=テストで正解することは難しい!

では、「記憶」させるのに効果的な方略はどのようなものがあるでしょう?

一般的には、

       ・反復(ある一定期間をおいて何度も学習する)

       ・検索(すでに知っている事と絡めて学習する)

と言われています。

企業の教育では、同じ内容を何度もやることはほとんどありません。

学習者が自ら振り返って、何度も学習することもありません。

 

だから、今やってる企業内教育なんて、ほとんど意味がないのです!

 

ではどうすればいいか? ということが、当ブログのテーマです!

 

さて、今日の最後に記憶に関する有名なエピソードについて紹介しましょう!

アインシュタインの電話帳

これは記憶学習のかんする1つのヒントです。

では、今日はこの辺で。