日本企業の教育では、
・ 全ての学習者が同じ時間に同じ教材で学んでいる。
・ 進度は全体の”中間層”に合わせ、ゆっくりと学習するタイプの学習者たちは全てを理解することなく次の内容に進んでいる。
・ テストは他者と比べ相対的に評価を決めている。
これは、まさに学校教育の弊害以外の何物でもありません。
で、通常、これを企業内で説明すると、、、、
「何言ってんの?」
「どこが悪い?」
「バカなの?」
っていうことになる。
まさに”昭和”です!
昭和のKKDがいまだに企業には蔓延しています。
KKDとは、K(勘)とK(経験)とD(度胸)でなんでも判断してしまうということ。
新KKD、K(科学的アプローチ)K(構造的な思考)D(データに基づく)が必要と言われながら、日本企業の思考は”昭和”のままです。
これはもちろん、昭和に生きた古い偉い人たちが意識せずに構築してきた「構造」のためです。
そして、「構造」を変えるにはレバレッジをみつけて均衡形態を変える必要があります。
そこで、これまで多くの健全な(?)人たちが、スモール・ステップ、ボトムアップ、トップダウン、、、、なんて方略でチャレンジしてきました。
しかし、うまく構造を変えられたという話をきいたことがありません。
ロバート・フリッツ言うところの「揺り戻し」にあって、さらに悪くなるというのがこれまでの日本企業の教育現場です。
さて、レバレッジがどこにあるか?
ということは、次回に。