louribot’s blog

学習成果の出る企業内教育(教育全体)についての考察を語ります

ハックに焦がれて、、、(hack to the future) Part.1

さて、今回は「Learning – hacks」について記します。

まぁ、小手先のテクニックといえばそうなのですが、人によっては結構効果があるy場合があります。

 

因みに、ここで取り上げるhackとは、「便利な小技」、「生活の知恵」、「頭を使って、何かを効率的に行ったりする技術」 といったものです。

 

紹介するハックは、一応、教育や学習の理論をベースに、専門家により実験され、ある程度実証されたケースが殆どです。

多分、個人の経験や、「そうじゃない気がする・・・」とか、「そんなのダメだ・・」といった直感よりは効果があると思います(勿論、使用状況や方略を間違えば意味はありませんが・・・)。

 

一億総教育評論家の日本ですから、それぞれに考えはあると思いますが、昭和版KKD(勘、経験、度胸)をやめて! もし機会があれば・・・騙されたと思って、まずやってみて、効果を確かめてみたらいいかもしれません(?)

( *子供さんの勉強へのアドバイスにも・・・ *自己責任でお願いします)

 

hack①: ストーリー展開は、「AAA」ではなく「ABT」構造で!

 

これは、プレゼン等で発表したりする際、人にこちらの提案をする場合のハックです。

うまく伝えられない人の多くが、

 

「AAA構造」:(And, And, And(そして、そして、そして)) 

 

を使っています。スライドなんかを用意する場合も、「言いたいこと」、「知ってもらいたいこと」をつぎから次へと繋いでいくということです。

 

 「見たまま、事実を並べるだけではうまく伝わらない」

 

ということです。

 

そこで、考えられたのが、

 

「ABT構造」:(And, But, Therefore(そして、しかし、したがって))

 

です。

 

これは研究の分野で行われているプロセスに似ています。

・科学研究プロジェクト
 (テーマ)→(疑問の提起)→(繰り返し「仮説」「実験」「結果」)→(考察)

 

これを、1つのストーリーとして話を展開するわけです。  

・ストーリー性で脳の理解を助ける
 >脳が持つ「欠陥プログラミング」(人は、いくつかの事実になら耳を傾けるが、 事実の羅列をされると耳を閉ざす)をついた伝達方略です。

 

起承転結ということを明確に守る必要はないと思いますが、どんなに短いプレゼンであっても、相手に「はっ!」とさせることが重要だということです!

つまり、 「But」を入れて耳と心を引き付けるということです。

 

よくテレビのコメンテーターやネットのインフルエンサー、炎上商売の人たちがやってることを考えてください。

 

大抵、「違うだろ!」って感じのことを言って引き付けてから、「いやいや、そういうことじゃなくて、、、、」ってオチにもっていってませんか?

 

これは、本人たちが意図的にやっているかどうかは別にして、「脳」つまり「心理」を狙ったテクニックです!

 

hack! hack! hack!